性感染症(STD)

不妊症を招く性感染症のお話

近年、若年層、特に若い女性において梅毒が増えているのをご存知でしょうか?

2015年に入って、厚生労働省は梅毒に関するQ&Aや新しいリーフレットをホームページ上に公開するなど、日本国内の患者数は急速に増加しています。その数は、ここ5年間に約5倍と想像以上です。

 

厚生労働省 性感染症
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/

 

梅毒とは梅毒トレポネーマが原因となって全身に発疹が生じ、放置すると死に至る性感染症です。また、感染したまま妊娠出産を迎えると、母子感染を起こして胎児に悪影響を及ぼしてしまいます。

 
 

このような性感染症の中には残念ながら、不妊症に結びついてしまう性感染症がいくつかあります。
ですが、早期発見早期治療することで妊娠することは可能なので、自覚症状がなくとも妊娠を意識したときには、予め検査を受けておきたいものです。

 
2015123109
 

〜不妊症を引き起こす性感染症〜

 

●クラミジア
国内における性感染症で、最も感染者数が多い疾患です。
クラミジアトラコチマスに感染することで発症しますが、自覚症状のないことが多く、気付いた時には重症化していることもあるので注意が必要です。コンドームなしの性行為のほか、性器に触れることで感染に至るケースも増加しています。

 

女性がクラミジアに感染すると卵管炎や癒着が起こり、不妊症を引き起こしてしまいます。

 
 

●淋菌感染症
性的接触によって淋菌が引き起こす性感染症です。感染力が高く、男性においては尿道炎、女性では子宮頸管炎になることがあります。

 

こちらも自覚症状に乏しく、気付いた時には重症化して不妊症の原因となることがあります。

 
 

上記で紹介した性感染症の怖いところは、どちらも膣内の感染に止まらず卵管のほうへと進んで炎症を起こしていく点です。身体の内部で進行し、重篤化して不妊症とならないために、不特定多数との性交渉は避けましょう。また、コンドームの着用も性感染症を防ぐには効果的だと言えます。

 
 

WEBはこちら⇒http://mimuro-cl.com/

 

Facebookはこちら⇒https://www.facebook.com/mimurocl

 
 

関連記事

  1. 性感染症(STD)

    トリコモナス症についてのお話

    性行為で感染する性感染症はいくつかありますが、今回はトリコモナス症につ…

  2. 性感染症(STD)

    知っておきたい性感染症〜尖形コンジローマ

    近年、急速に広がっている性感染症といえば梅毒です。ニュースなどでも取り…

  1. 不妊治療

    IUIおよびIVFを治療の第一選択とする場合、臨床的証拠を必要とすることを示した…
  2. 妊娠しやすいからだづくり

    冷えと不妊についてのお話
  3. 不妊治療基礎知識

    ARTについての基礎知識(1)〜受精成立についてのお話
  4. 妊娠しやすいからだづくり

    不妊治療を始める前に知っておきたいB型肝炎のお話
  5. 男性不妊

    精子機能検査についてのお話
PAGE TOP