男性不妊について
不妊症に悩むカップルの約半数に男性因子が存在するとされています。
その原因は多岐にわたっていますが、造精機能の障害が大多数を占めます。また近年勃起不全や射精障害などの性機能障害が増加しています。
精液検査
2~5日間の禁欲期間をおいて精液を採取していただき検査を行います。※現在院内採取不可
検査項目
精液量、精子濃度、運動率、正常形態率
男性不妊一般検査
精液検査だけでは判明しない男性不妊の要因を調べます。
検査項目
血液検査(男性ホルモン、甲状腺機能、一般検査)
勃起不全や射精障害などの治療や相談も行っています。
無精子症や重度の乏精子症に関しては専門施設での精査や精巣内精子採取術(TESE)を依頼します。
TESEについて
精液検査にて極度の乏精子症や無精子症の場合には、男性不妊専門施設にて精巣内精子採取術(TESE)を行い、採取できた場合には当院に移送して顕微授精に用い、受精卵確保を試みます。